1 はじめに
「胸がつかえる感じがする」
「息が深く吸えない」
「ストレスが続くと、胸がドキドキしたり疲れやすくなる」
こうした症状の背景には、
心臓の筋肉=心筋の硬さや機能低下 が関係していることがあります。
現代医学では、心筋の働きは
「血流」「電解質バランス」「炎症反応」「自律神経」が大きく関わるとされます。
一方、東洋医学では 心(しん)と腸・肝・腎の連携 により、
心臓の働きが左右されると考えます。
本記事では、心筋が硬くなる原因 5 つと、その改善方法について、
腸もみ整体師の視点から「現代医学+東洋医学」を融合して徹底解説します。

2 原因①
腸(大腸・小腸) リーキーガットと慢性炎症
腸の状態は心筋に大きく影響します。
特に、腸の炎症(リーキーガット)→全身炎症→心筋の硬化
という流れは近年の研究でも裏付けられています。
腸が悪いと心筋が硬くなる理由
●腸粘膜が荒れると炎症性サイトカインが増加
→ 心筋細胞に炎症ストレス
●栄養吸収力の低下
→ ミネラル不足になりやすい(後述)
●自律神経が乱れる
→ 心拍のリズム調整が崩れやすい
●大腸の張りは横隔膜を硬くし、心臓周囲の圧迫につながる
特に危険なのは?
●強い便秘やお腹の張り
●長引く下痢
●甘いもの・小麦をよく食べる
●食後に強い眠気が出る
腸が慢性的に疲れていると
「心臓の疲れ」も必ずセットで起こりやすいのです。

3原因②
電解質(ミネラル)不足 カリウム・マグネシウム・カルシウム
心筋が硬くなる理由で最も見落とされやすいのが
電解質不足 です。特に、
●カリウム(K)
●マグネシウム(Mg)
●カルシウム(Ca)
は心筋の「収縮・弛緩」に直接関わります。
下痢・腸機能低下が引き起こすミネラル欠乏腸が弱る→
吸収が落ちる→ミネラルが足りなくなるこの流れは非常に多いです。
ミネラル不足のサイン
●足がよくつる
●動悸・脈の乱れ
●息が深く吸えない
●だるさが抜けない
●寝ても疲れが取れない
心筋は電気で動く筋肉なので、
ミネラル不足はダイレクトに機能低下につながります。
4原因③ 肝臓 代謝・血液粘度・筋緊張の調整
肝臓は、心臓と深い関係があります。
東洋医学では「肝は血を蔵し、疏泄を司る」と言われ、
血流と筋緊張の調整を担当します。
肝臓が疲れると心筋が硬くなる理由
●血液がドロドロになり、心臓の負担が増える
●乳酸や代謝産物の処理が遅れ、筋肉(心筋含む)が硬くなる
●横隔膜の動きが悪くなり、胸郭に緊張が伝わる
●ストレスで肝気が滞る → 動悸・胸のつかえ
肝臓疲労のサイン
●右みぞおちの張り
●朝のだるさ
●筋肉が硬くなりやすい
●イライラしやすい
心筋の硬さには、肝臓のケアが想像以上に重要です。

5原因④ 腎臓 水分・電解質・ホルモンバランス
腎臓は身体の水の管理センターです。
心臓との連携が非常に強く、
腎機能の低下は 心肥大・心筋硬化・血圧上昇 のリスクを上げます。
腎臓が心臓に与える影響
●カリウム・ナトリウムの調整不良 → 不整脈
●体液量の増加 → 心臓への負荷
●レニン・アンジオテンシン系 → 血圧上昇
●腎疲労 → 代謝低下 → 心筋の回復力が弱まる
腎が弱っているサイン
●むくみ
●夜中のトイレが多い
●下半身がだるい
●冷えが強い
東洋医学では「腎は心を助ける」とされ、
腎の弱りはそのまま心の弱りにつながります

6原因⑤ 慢性アレルギー・免疫反応
花粉症、食物アレルギー、化学物質過敏など、
慢性的に免疫が働き続けている状態 は、心筋に炎症を起こしやすくなります。
アレルギーが心筋を硬くする仕組み
●身体内の炎症が続く → 心筋細胞にも炎症
●免疫ストレス → 自律神経が乱れる → 心拍リズムが不安定
●ヒスタミン増加 → 血管収縮 → 心臓の疲労
アレルギー改善のカギもまた「腸」であるため、
腸→心臓の流れは非常に重要です。
7心筋を柔らかくするための対策 5 選
体として現場で効果を感じる対策のみ、実践的にまとめました。
① 腸を徹底的に整える
●小麦・砂糖を控える
●温かい汁物を増やす
●腹部の軽いマッサージ
●発酵食品を摂る(少量でOK)
② マグネシウム・カリウムを補う
●海藻・ナッツ・緑黄色野菜
●マグネシウム入浴(エプソムソルト)
●こむら返りがある方は必須
③ 肝臓の負担を減らす
●夜 22〜2 時の睡眠第一
●アルコール・揚げ物を軽減
●右わき腹を軽くストレッチ
④ 腎臓を温める
●下腹部〜腰にカイロ
●水分はこまめに(多すぎも×)
●塩分は“良い塩”を少量摂る
⑤ 深い呼吸で横隔膜を緩める
●4 秒吸って、8 秒吐く、を 10 回
●胸の圧迫が取れ、心臓の可動域が広がる
8当サロンでできること
当サロンでは、心筋の硬さにつながる
腸・肝・腎の状態を東洋医学的に総合チェック し、
以下のアプローチを組み合わせて改善を狙います。
●腸もみ(大腸・小腸の緊張を除去)
●肝臓の反射点へのアプローチ
●腎臓周囲の筋膜リリース
●横隔膜調整
●自律神経の調整(頭蓋・仙骨)
心臓単体で考えるのではなく、
「内臓の連動」を整えることで心筋の動きが
軽くなるというケースが非常に多いです。
9おわりに
心筋の硬さは「心臓だけの問題」ではなく、
腸・肝臓・腎臓・免疫・ミネラル・自律神経が複雑に関わります。
胸の苦しさ、浅い呼吸、動悸、疲れやすさなどが続く場合、
一度「内臓の状態」から見直してみることをおすすめします。
内臓の連携を整えることで、心臓はもっと楽に動けるようになります。
セルバスでは、あなたの身体の根本原因を見極め、
最短で改善へ導くサポートを行っています。
ご不安な方はお気軽にご相談ください。
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