1.はじめに
「疲れやすい」
「風邪をひきやすい」
「貧血気味」
「あざができやすい」
こうした不調が続くと、多くの方は
「年齢のせいかな」
「体力が落ちただけかな」と考えがちです。
しかし実はその背景に、
あまり注目されない内臓「脾臓」の働きの低下が
関係しているケースも少なくありません。
脾臓は肝臓や腎臓ほど話題に上がることはありませんが、
血液・免疫・疲労回復に深く関わる、非常に重要な臓器です。
本記事では
・脾臓の基本的な働き
・脾臓が弱っている時に現れやすいサイン 5 選
・西洋医学と東洋医学の両面から見た「脾」の考え方
・腸もみ整体師の視点で考えるケアと対策を、
わかりやすく解説していきます。
内臓からの健康ケアに興味がある方、
心当たりがある方、健康寿命を延ばしていきたい方は
是非最後までご覧なってください。

2.脾臓とは?見落とされがちな「血液と免疫の要」
脾臓は、左の肋骨の下あたりに位置する、
握りこぶしほどの大きさの臓器です。
普段あまり意識されませんが、
体内では常に重要な仕事をしています。
脾臓の主な働き①
古くなった赤血球を処理する
赤血球の寿命はおよそ 120 日。
役目を終えた赤血球は、脾臓で回収・分解され、
鉄などの成分は再利用されます。この働きが低下すると
・血液の質が低下
・酸素供給効率が悪くなる
結果として、疲れやすさ・だるさにつながります。
脾臓の主な働き②
免疫機能の中枢
脾臓はリンパ球を産生し、
血液中を流れる細菌・ウイルス・異物を見つけて排除します。
いわば「血液専用の免疫フィルター」です。
脾臓の働きが弱ると
・風邪をひきやすい
・感染症が長引く
・回復に時間がかかる
といった状態になりやすくなります。
脾臓の主な働き③
血液(特に血小板)の貯蔵庫
脾臓は、血小板を中心に血液を一時的に蓄える役割も担っています。
必要なときには、血液を放出し、出血時の止血を助けます。
この機能が乱れると
・あざができやすい
・ 出血が止まりにくい
といったサインが現れることがあります。
脾臓の主な働き④
血液中の異物除去
血液に混ざった
・ 細菌
・異常な細胞
・老廃物
をキャッチし、体外へ排除する役割もあります。まさに「血液の浄水器」のような存在です。
脾臓の主な働き⑤
造血の補助(胎児期・病的状態)
通常は骨髄が造血を担いますが、
胎児期や特定の病的状態では、脾臓も造血をサポートします。
この点からも、脾臓は血液と深く結びついた臓器だとわかります。

3.脾臓が弱っている時のサイン 5 選
※以下は「脾臓そのものの病気」ではなく、
脾機能が低下している時に見られやすいサインです。
サイン① 感染症にかかりやすい
• 風邪をひきやすい
• 何度も同じ感染症を繰り返す
• 治るまでに時間がかかる
これは、脾臓の免疫フィルター機能が落ちている可能性があります。
サイン② 疲れやすい・慢性的なだるさ
脾臓での赤血球の管理がうまくいかないと、
全身への酸素供給が低下します。
「寝ても疲れが取れない」
「何もしていないのにだるい」
という方は、血液の質の低下が関係しているかもしれません。
サイン③ 貧血症状が出やすい
• めまい
• 立ちくらみ
• 顔色が悪い
鉄の再利用がうまくいかないと、貧血傾向が強くなります。
サイン④ 出血しやすい・あざができやすい
脾臓は、血小板の数や働きをコントロールする重要な臓器です。
血小板は、血管が傷ついたときに集まり、出血を止める役割を担っています。通常、血小板は血液中を巡りながら必要なときに働きますが、脾臓の機能が低下すると、
• 血小板を過剰に溜め込んでしまう
• 逆に、うまく放出できなくなる
• 血小板の働き自体が弱くなる
といった状態が起こりやすくなります。その結果、
• ぶつけた覚えがないのにあざができる
• 軽くぶつかっただけで内出血になる
• 歯みがき時に歯ぐきから血が出やすい
• 鼻血が出やすい
といったサインが現れることがあります。
サイン⑤ 左上腹部の違和感・張り
脾臓は左の肋骨の下にあるため、
左側だけの張り
・圧迫感
・鈍い痛み
を感じることがあります。

4.東洋医学で考える「脾」とは?
東洋医学における「脾」は、
西洋医学の脾臓だけを指すわけではありません。
東洋医学の「脾」の役割
・消化・吸収
・気(エネルギー)と血の生成
・水分代謝
そのため、脾が弱ると
• 食欲不振
• むくみ
• 軟便・下痢
• 集中力低下
• 思考力の低下
といった症状も現れやすくなります。
5.腸もみ整体師が考える脾臓と腸の深い関係
脾臓と腸は免疫・血液・栄養吸収という点で密接につながっています。腸内環境が乱れると
・栄養が吸収されにくい
・血液の質が低下
・免疫バランスが崩れる
結果として、脾臓に大きな負担がかかります。逆に、腸を整えることで
・免疫力の底上げ
・血液循環の改善
・疲労回復力アップ
が期待できます。
脾臓を守るための対策・セルフケア
① よく噛んで食べる
消化の負担を減らすことが、脾の回復につながります。
② 冷たい飲食物を控える
冷えは「脾」を弱らせる最大の要因。
特に夏場の冷たい飲み物の摂りすぎには注意。
③ 腸を温める
腹部を温めることで血流・内臓の働きが改善します。
④ 適度な休養と睡眠
脾臓は「回復力」と深く関係します。慢性的な睡眠不足は大敵です。
⑤ 専門家によるケア
腸揉みや内臓調整により、自律神経と内臓機能を整えることも有効です。

6.まとめ
脾臓は「疲れ・免疫・血液」を支える縁の下の力持ち
脾臓は普段あまり意識されることのない臓器ですが、
実は
• 免疫力
• 血液の質
• 疲労回復力
と深く関わる、体の土台ともいえる存在です。
「しっかり寝ているのに疲れが取れない」
「風邪をひきやすくなった」
「原因はわからないけれど、なんとなく調子が悪い」
そんな状態が続いている場合、それは年齢や体力の問題ではなく、
内臓からの“これ以上無理しないで”というサインかもしれません。
セルバスでは、痛みや症状だけを見るのではなく、
腸・内臓・自律神経のつながりに着目し、
身体が本来持っている回復力を引き出す施術を行っています。
「病院では異常がないと言われた」
「薬に頼らず、根本から体を整えたい」
「この不調と、ちゃんと向き合いたい」
そう感じたタイミングこそが、体を変えるチャンスです。
今ある不調が“当たり前”になる前に、
一度ご自身の身体と、ゆっくり向き合ってみませんか?
セルバスは、あなたの体が本来の軽さを取り戻すための最初の一歩を、全力でサポートします。
詳しくはこちらをご覧ください