肺と大腸はつながっている︖

1 はじめに

「最近、便秘が続くと咳も増える気がする」
「風邪が治りかけのころにお腹が張りやすい」
実はこの現象、東洋医学的にはごく自然なことです。
東洋医学では、身体の臓腑は互いに影響し合って働くとされ、
中でも 肺(呼吸の臓)と大腸(排泄の臓)は“表裏関係” と
呼ばれる特別に密接な関係にあります。

• 肺が弱ると腸に影響が出る
• 腸が乱れると肺に不調が現れる

これは東洋医学の古典で一貫して伝えられている理論です。
現代医学でも、
• 腸内細菌が呼吸器の免疫に影響する「腸−肺軸」
• 自律神経が腸と呼吸を同時に調整している
• 横隔膜の動きが腸のマッサージ作用を持つ

など、東洋医学的な知見が科学的に裏付けられはじめています。
本記事では、
• 咳や喘息と腸の関係
• 便秘が肺の不調を引き起こす理由
• 脳・自律神経・ストレスを含めた肺大腸のメカニズム

を、セルバスの腸もみ整体師である私が、
専門的かつ分かりやすく詳しく解説していきます。

2 関係①
 肺と大腸はなぜつながっているのか︖東洋医学の「相表裏」

東洋医学の「相表裏(そうひょうり)」とは、
陰陽のペアとなる臓腑が互いに影響し合う
関係を指します。
肺(陰)
大腸(陽)
という組み合わせです。

◆共通点 1
●どちらも“外界との境界”
● 肺︓外気を体内に取り込む
● 大腸︓不要なものを体外へ排泄する

身体の“入り口”と“出口”として機能しているため、外界の影響(乾燥・冷え・ストレス・食事)を受けやすく、互いに影響が伝わりやすい臓器でもあります。

◆共通点 2
● どちらも免疫に深く関与
● 肺︓粘膜免疫の最前線(ウイルス侵入を防ぐ)
● 大腸︓腸内細菌が免疫細胞を活性
→どちらかが弱ると免疫力が落ち、風邪を引きやすくなる、

 アレルギーが悪化するといった現象が起きます。

東洋医学での捉え方
「肺は気を主り、大腸の働きをコントロールする」
「大腸に滞りがあれば肺の気が降りず、咳が生じる」
これはまさに、便秘で胸が張り呼吸が浅くなるケースや、
咳が続くとお腹が張るケースに一致します。

3 関係②
 腸に熱がこもり肺を“犯す” → 咳・黄痰・胸苦しさ

東洋医学でいう「腸に熱(ねつ)がこもる」とは、現代的に言えば
●腸内発酵によるガス停滞
●高脂質・高糖質食による炎症
●ストレスによる腸の緊張亢進

などが近い概念です。

◆腸に熱がこもる原因
●便秘
●辛いもの・油物の食べすぎ
●お酒の飲み過ぎ
●睡眠不足
●ストレスや怒り

腸に熱がこもると、それが 上方向(胸)に向かって上昇 します。

起こりやすい症状

●乾いた咳
●黄色い粘り気のある痰
●胸がつかえる
●みぞおち~肋骨の張り

便秘の翌日に咳が増えるのは典型例です。

対策(セルバス式)

●発酵食品で腸内細菌を整える
●海藻・キノコで腸の“熱”を冷ます
●横隔膜をゆるめ、胸への圧を逃がす

●腸もみで“滞り”を改善
腸に溜まった熱を逃がすことで、胸のつかえ・咳が軽減するケースは非常に多いです。

4 関係③
 肺が乾燥すると大腸へ波及 → 便秘・硬便・肌荒れ

肺には全身に「潤い(津液)」を巡らせる役割があります。
そのため、肺が乾燥すると、
→大腸が乾燥する → 便が硬くなる → 便秘になる
という連鎖が起こります。

肺が乾燥しやすい人の特徴
●デスクワークで呼吸が浅いデスクワークで呼吸が浅い
●加湿不足
●早食い
●会話が多く声をよく使う
●ストレスで胸が緊張しやすい

現代人の多くが該当するため、
秋以外の季節でも肺の乾燥・大腸の乾燥は起きています。

◆乾燥サイン
● 粘りの少ない痰
● ドライスキン
● 便がコロコロ
● 呼吸が浅い


◆対策(セルバス式)
● 白きくらげ、大根、れんこんなどで水分保持
● 深い呼吸を誘導する肋骨の調整
● 腸の血流を上げて“潤い”を届ける施術

肺に潤いが戻ると、大腸への潤いも自然と巡りやすくなります。

5 関係④
 腸内環境が肺の免疫力を左右する(腸−肺軸)

ここ数年、医学界で研究が進む 腸−肺軸(gut-lung axis)。
腸内細菌の状態が
●喘息
●アレルギー
●感染症のリスク
●長引く咳

に影響することがわかってきました。

◆腸内環境が悪いとどうなる︖
腸内細菌のバランスが崩れると…
●腸のバリア機能が低下
●免疫が乱れ炎症が起き、肺の粘膜免疫まで弱る
→喘息・アレルギー・風邪の長期化の原因に。


◆逆に腸が整うと︖
腸が整うと、
●肺の炎症が落ち着きやすい
●粘膜の回復が早い
●気管の敏感さ(過敏性)が減る

といった変化が期待できます。
セルバスでも「腸を整えたら咳が軽くなった」
「風邪をひきにくくなった」という声が多くいただきます。

6 関係⑤
 ストレス・感情が肺大腸経に影響する

東洋医学では、
●肺は「悲しみ・不安」の感情に影響
●大腸は「気の巡り(ストレス)」の影響を受けやすい

とされます。

◆ストレスが溜まると
呼吸が浅くなる
●胸が緊張する
●横隔膜が下がりにくくなる
●腸の動きが悪くなる


結果的に、
→ お腹が張る
→ 便秘
→ 咳が出る

という悪循環へ。

◆セルバスの整体ができること
●呼吸を深くする横隔膜リリース
●横隔膜リリース(呼吸が深くなる)
●猫背矯正
●食事・生活アドバイス(腸−肺軸を整える)


◆主な施術
●腸もみ(大腸の蠕動促進・ガス排出)
●横隔膜リリース(呼吸が深くなる)
●猫背矯正
●食事・生活アドバイス(腸−肺軸を整える)


期待できる変化
●朝の排便がスムーズに
●呼吸が深まり、胸のつかえが取れる
●咳が出にくくなる
●免疫が整う
●メンタルの安定

腸と肺を同時に整えることで、身体全体が軽くなる方が非常に多いです。

9 まとめ 腸が整えば肺も楽になる

肺と大腸は、東洋医学でも現代医学でも切り離せないパートナー臓器です。
●腸が乱れると咳が出やすい
●肺が弱ると便秘になりやすい
●ストレスで両方同時に悪化する

という密接な関係があります。

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