五十肩と内臓の関係性を国家資格保有の腸もみ整体師が解説します。
1.はじめに
「肩が上がらない」
「服を着るのがつらい」
などの症状を引き起こす五十肩(正式には肩関節周囲炎)。
一般的には加齢や運動不足が原因とされますが、
実はそれだけではありません。
内臓の不調が肩の動きに大きく関係している
ことをご存知でしょうか︖
高円寺にある「セルバス」では、
国家資格を持つ腸もみ整体師が、
内臓からくる筋肉や関節の不調に
着目したアプローチを行っています。

2.内臓と肩周りの関係性
身体の筋肉や関節は、
骨格だけでなく内臓とも密接につながっています。
東洋医学では「内臓と筋肉は経絡でつながっている」とされ、
現代医学においても、
自律神経や内臓反射による筋緊張の影響が明らかになっています。
特に肩関節周囲は、
内臓の機能低下が引き起こす筋膜の緊張や血流障害により、
動きが制限されやすい部位です。
そのため、単に肩を揉んだりストレッチするだけでは
根本的な改善につながらないケースも少なくありません。
3.肝臓と右の五十肩の関係
右肩にだけ強い痛みが出る五十肩のケースでは、
肝臓の疲労や機能低下が関与していることが多くあります。
肝臓は体内の解毒や代謝を担う臓器で、
飲酒、脂質の多い食事、薬剤、
ストレスなどによって負担がかかりやすい臓器です。
東洋医学では、肝は「筋を司る」とされ、
肝の不調は筋肉の柔軟性や再生力に直接影響します。
また、肝臓は右側に位置しているため、
右肩周辺の筋肉に影響が出やすく、
肝臓由来のトラブルが
右肩の可動域制限や痛みに繋がることがあります。

4.胃や膵臓と左の五十肩の関係
一方、左肩に痛みが出る場合は胃や膵臓の不調が疑われます。
暴飲暴食や冷たい飲食物の摂りすぎは、
胃腸の働きを低下させ、
胃の反射区とされる左肩に筋緊張として現れることがあります。
特に膵臓は、
消化酵素やインスリンを分泌する重要な器官で、
過剰な糖質摂取が大きな負担となります。
その結果、左肩周辺の筋肉が硬直しやすく、
五十肩の発症に繋がることもあるのです。

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