5.砂糖の摂りすぎもダメ︖︖
甘い物の摂りすぎが体に良くないとはよく言われますが、
五十肩にまで影響を及ぼすことをご存知でしょうか︖
砂糖を摂取しすぎると、血糖値の乱高下を引き起こし、
インスリンの分泌が過剰になります。
その結果、膵臓に負担がかかり、
膵臓の疲労によって筋肉や腱の修復能力が低下。
さらに糖化反応(AGEs)が進行すると、
筋肉や腱が硬化して関節の可動域が狭まる原因になり、
五十肩になりやすい体質になります。

6.冷たい物の飲み食いしすぎもダメ︖
冷たい飲み物やアイスなどを日常的に摂っていると、
内臓が冷えて機能低下を起こします。
特に腸や胃が冷えると、
腹部から肩への筋膜のつながりが過緊張し、
肩周辺の筋肉の柔軟性が失われていきます。
また、東洋医学では経絡の概念に基づき、
肺・大腸経が肩関節の
「結帯動作(背中に手を回す動き)」に
関係しているとされています。
腸の冷えがこの経絡の流れを妨げることで、
肩の可動域が制限され、
五十肩になりやすい体質になってしまうのです。
7.ストレスもダメ︖
現代人にとって避けられない「ストレス」も、
実は五十肩の大きな要因となります。
ストレスを受けると、
副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます。
これは炎症を抑える働きを持ちますが、
慢性的に分泌され続けると逆効果にもなります。
コルチゾールの長期的な分泌は、
筋肉や腱のタンパク質分解を促し、
コラーゲンの再生を阻害します。
その結果、筋肉や関節が硬く、
もろくなり、可動域の低下や炎症が悪化し、
五十肩になりやすい体質になってしまいます。

8.対策
食事と生活習慣の見直し
・自分の体質に合わない食品
(冷たい物、甘い物、脂質過多な食事など)を極力控える。
・肝臓・胃腸・腸内環境のケアを意識し、
解毒・消化・排出の機能を高める食事を心
たとえばどんな食事︖
肝臓のケア:
しじみ、ブロッコリー、キャベツなどで解毒をサポート
胃腸のケア:
山芋や味噌、梅干しなど、消化を助ける食材を取り入れる
腸内環境の改善:
納豆やぬか漬け、ヨーグルトなどの発酵食品と食物繊維を意識
ビタミン C、E、コラーゲン、亜鉛など、
筋肉や腱の柔軟性を高める栄養素を意識的に摂取する。
腸のマッサージでデトックス促進
高円寺にあるセルバスでは、
国家資格保有の腸もみによる「快腸セラピー」を通じて、
内臓の動きを活性化させ、
老廃物の速やかな排出を促進しています。
腸内環境を整えることで、筋肉の柔軟性や可動域の回復が期待できます。
バランス整体で可動域改善
肩の可動域は一度固まってしまうと、
自力での改善が難しいこともあります。
セルバスでは、
バランス整体によって筋肉と関節のバランスを整えながら、
段階的に肩の可動域を回復させる施術も提供しています。
9.おわりに
五十肩は単なる「年齢のせい」や「運動不足」だけではなく、
内臓の状態や日々の生活習慣、
食事、ストレスの影響が大きく関係しています。
肩だけにアプローチするのではなく、
内臓から整える視点を持つことで、
より早く・より根本的な改善を目指すことができます。
「最近、肩が動きにくい」
「慢性的な肩の不調に悩まされている」
そんな方は、ぜひ一度、
内臓からアプローチする整体を体験してみてください。
詳しくはこちらをご覧ください